2010年10月14日 のアーカイブ

北海道社会福祉協議会『市場から学ぶ商品開発研修』

2010年10月14日 木曜日

9/29から9/30にかけ、後志管内の農園・店舗・授産施設を巡り新たな商品開発へ結びつけようという試みが、北海道社会福祉協議会(以下道社協)の主催で開かれました。

参加者は札幌から5名、その他旭川・函館・滝川・岩見沢・夕張・石狩・新冠から各1名、道社協からは3名で構成され、東大阪のひびき福祉会の亀井理事長がアドバイザーとして特別参加。

我々元気ジョブからも1名が参加してきましたので、簡単ではありますが感想と報告を掲載します。

 

・小樽ワイン工場(朝里)

葡萄生産者の名が入ったワインがあり、地域との結びつきの強さが感じられる。

 

・山田農園(仁木町)

リンゴ・ブドウ・イチゴ・サクランボから、消費者の好みに合わせてプルーン・トマト(愛子)・ブルーベリーの生産に方向転換。

自然相手にもっともおいしく食べられる時期を選ぶ、旬の食べ頃を大事にするその頑固な姿勢には共感。

 

・南保留太郎商店 (余市町)

鮭・オオナゴ・ニシン・ホッケ・沢ガニ・エビ・ベーコン・豆腐などの燻製を製造。全国的な知名度を誇る。

燻製小屋は思ったよりも小さく建設も容易だが、物によって燻煙する際に使用するチップの組み合わせに秘訣があるとのこと。

 

・岩内地場産業サポートセンター(岩内町)

数年前の海洋深層水ブームの中、14億円を投資して建設された施設。

深層水の自販機も有り、パン作りや塩などに利用されてはいるようだが、市街地からは離れた所に位置しており、有効利用には課題が残るか。

 

・みなとまーれ寿都(寿都町)

国道5号線に道の駅が多い中、「海の駅」として開設。

地場の物産館、観光名所としての役割は持っていると思うがそれ以上の存在になれるか。

 

・トワ・ヴェール(黒松内町特産手作り加工センター)

肉加工の農水関係の補助金を利用して作られた施設。地場の原材料を使ってチーズ・ソーセージ・アイスクリームなどを生産。

市街地から遠く離れているが、のどかな田園風景に恵まれ加工現場を見学できることと併せて、レストランの併設が功を奏し利用者は多い。

地域の特性を上手く製品にあらわしているのが特徴。

 

 

・トワ・ヴェールⅡ(黒松内道の駅)

「道の駅」全道ランキングでは常に上位に位置している、トワ・ヴェールの直販店。

人気のパンは平日3回、土日は4回と焼き上がりの時間を明記し、当日の4時には完売されていた。物産館も兼ねている。

 

 

 

 

 

 

 ・Jin(真狩)

国道から細い道に入って20分程走ったところにある石焼窯のパン屋さん。

看板も小さく、野中に立つ一軒家という風情。売り場は2坪程度。

朝9時に訪問したが、個人・常連客を大事にしている為、団体客に大量販売はしていないとのこと。 代表がパンを購入し参加者で試食したが、木の実がたっぷり入っており、皮も石焼窯の為か厚く味がよい。 週末は札幌からもこの味を求めて多数の来店があるそうだが、値段は少々高めな印象。 新鮮な原材料と手を掛けていることが評価へと繋がっている要因か。

  

  

 

 ・真狩フラワーセンター(真狩村)

苗と切り花の販売では、札幌からも多くのファンが訪れているというが、平日の為か客数は少なめ。

真狩出身の細川たかし氏の展示物が多く、集客力の一助となっている・・・?

  

 

・羊蹄の湧水/湧水の里(真狩村)

水を汲む為に多くの人が訪れている。 とりわけ隣接する豆腐の直販店は、豆腐を使ったデザート・ドーナッツから油揚げまで百種類以上の製品があり、皆サンプルとして出ている製品の味を1つずつ確かめながら購入。 中には知人に頼まれているのか一人で一万円以上買っている方も見受けられた。 平日にもかかわらず人の多さには目を瞠るものがある。

 

・ニセコビュープラザ

こちらも「道の駅」全道ランキング上位の常連。 新鮮な朝どり野菜を並べ販売しているのが特徴。

特に品切れなどを起こさないよう、メール等の通信手段を使って補充するシステムが注目されている。

 

・羊蹄セルプ(身体障害者通所授産施設 倶知安)

仕事の中心は納豆作りで一日約3500食を生産。 ホテル・旅館向けの朝食用ミニ納豆が8割を占めている。 原材料の豆は国内産と中国産を使っているが、中国の農業現場を直接視察して安全性を確認していることは評価されるべきではないか。

なんといってもメインの授産製品を持っているのは強み。

その他にも窓ふき用の布、電柱の作業に使用するバンド・ロープの組立の受託生産を行って継続的な仕事を確保。

 

今回は、やはり地域の特性なり風景にあったモノ、地域のお宝を発見し育てた所がうまくいっていることを実感。

あらためて商品にどんな意味合いをもたせ、どんなモノ語りをかたらせるのか、パッケージ含めて考えていかなければーーーーー。

それにしても久しぶりに仰ぎ見た羊蹄は美しかった。

 

元気ジョブ 織本