北海道中小企業家同友会《エフピコ愛パック(株)》見学会に参加して

障害者問題委員会6月移動例会に参加し、石狩新港に昨年10月に開設されたエフピコ愛パック北海道工場に行ってきました。

エフピコ愛パック(株)は、障がい者の就労の可能性と職域を広げていくことを目的に設立され、『就労継続支援A型』の事業所認定を受けています。

 

 

 24名の参加者

 

 

 

 

 

 北海道工場では15名の障害者が働いていますが、全国では667名雇用しています。障がい程度は、重い方のほうが定着率がよく、学校の先生には、1日の作業に従事できる体力をつけることをお願いしているようです。仕事は、朝8時30分のラジオ体操から始まり夕方5時までの勤務。週休2日制で他に祝日が休みです。昼食は12時から45分まで、3時に15分の休憩に入ります。

  

   厚生労働省から障害者雇用優良企業認定をうけました。

 

 入社したての社員はなかなか立ち続けることができずに、3時過ぎたら座り込んでいたのが時がたち、体が慣れてきたら5時の終了時間まで立ったまま作業ができるようになりました。工場の設備が、それぞれの担当部署に最適に作られていますが、障害のある人たちに作業をしてもらい、職員は質問に答える形になっています。確認をして次の作業に入ることの繰り返しで、3か月から6か月経過すると1人前の作業員です。ボーナス・昇給・有給休暇・etc総ての社員としての条件は健常者と同じです。休暇のたびにあちこち小旅行に行っている話を聞いて北海道工場の社長も驚くほどです。障害者の社員は、お金をためて親(本州在住)に逢いに行きたいとか、結婚して一家を成したいとか様々な夢を持っているようで、会社に入ったことで仕事を通して自立につながっているようです。

 

トレーの回収では、PET・OPS・クリスタル・PP・PVC・PLAが赤外線で選別される北海道内初の機械が導入されていました。工場内は24度の室温が保たれるようになっていますが、作業員銘々のところに冷風装置が付いています。一定の室温を保っても個人一人一人に暖かさ寒さの感じ方は違います。上着をはおり作業する人や、半そでで作業する人など個人の体調に合わせて調整しているようです。

 

 

広島の本社工場は北海道の10倍の設備があるようです。北海道でも食品トレーの回収作業、リサイクルトレーの活用の中で、もっと雇用が増えていけばよいですね。

 

元気ジョブ  中山