障がい者施設紹介

ジョイフル・ハウス

No. 25

今回は札幌駅に近い『社団法人北家連ジョイフルハウス』さんにお邪魔しました。北海道大学南門に通じる道路と北8条通りの角にあるビル5階です。緑の豊かなところで、車は多いですが環境の良い活気のある場所です。

Q1. 作業所の区分、利用者数は?

A1.

精神に障害のある方たちの社会復帰促進のために、平成12年5月に社団法人北海道精神障害者家族連合会が地域共同作業所としての活動から札幌市の認可を受けスタートし、平成17年10月より小規模授産施設へ移行して就労前訓練を目的に、作業訓練、日常生活訓練、文化的創造的活動を行っています。最初は6名の利用者でスタートしましたが、今は就労継続B型、利用定員20名です。

Q2. 作業所の現状は?

A2.

利用者は精神障がい者の為、毎日の作業は在籍人数の6割、12~13名で従事しています。

Q3. 目標は?

A3.

小規模作業所として始まった時は、作業所が作った食事を近所の企業に提供して、地域と交わりが有りましたが、今は何も無いので今後町内会と交われるようにしていきます。地域に根ざしていきたいと思っています。

Q4. 職員が心がけていることは?

A4.

通ってきている方のために、どのような事も誠心誠意接し取り組んで、利用者さんが居心地の良い場所になるように努めています。

Q5. アピールポイントは?

A5.

職員も利用者も若いので(平均年齢35.4歳)、若さを前面に押し出して若さを売りにしています。

Q6. 現在行っている業務は?

A6.

企業の下請けで建材のサンプル貼りですが、キチンと貼らなければならないのでケッコウ大変です。
後は、クロネコメール便の配達、フリッパーの配達、企業の下請けダイレクトメールの封入作業、清掃作業です。

Q7. 欲しいと思っている仕事は?

A7.

安定した、定期の仕事が欲しいですね、ダイレクトメールはあるときと無いときがあるので、予定が立てづらいのです。今回元気ジョブが紹介している佐川急便の共同受注作業が、長く続いて欲しいです。

Q8. 今までの仕事で良かったなと思ったことは何ですか?

A8.

セイコーマートのクリスマスの飾りですが、期間も短く、5種類の飾りを1200セット大急ぎで作成した作品をセイコーマートの店舗に飾りつけられているのを見たときとーってもうれしかった。本当に感激しました。

Q9. 今までの仕事で困ったことは?

A9.

作業の中でのミスですが、シールを別の場所に貼ってしまったので謝罪をしに行って、今後とも宜しくお願いしますと言ってきました。

Q10. 今後の活動方針

A10.

法律が変わってから働かなければならないという捉えかたをしましたが、中身の変わらない作業所でありたいと思っています。具体的に言いますと、利用者さんにとっての居場所であり、仕事場として活用していってもらいたい。少しずつ仕事量が増えるようになってから、ついて来れずに辞めてしまう利用者さんもいて、そのジレンマの中で模索中です。

Q11. 各作業所の平均工賃アップのためには何が必要ですか?

A11.

月の支給賃金の実績は0円~3万円くらいです。体調の波があり5月病の人もいれば、11月頃体調を崩す方もいます。そんな中で、アップするには作業所として、きちんとした物を作り上げていって実績を積んで次の仕事につなげることではないでしょうか。

Q12. スキルアップの為には何が必要ですか?

A12.

職員の能力アップ、研修等は積極的に参加したい、職員の能力をアップさせて、利用者さんに少しでも還元したいですね。

Q13. 元気ジョブが現在目指している『作業所同士の連携』についてどう思いますか?

A13.

すばらしい!!作業所のスキルが違うのでレベルを統一するのに少し時間がかかりますね。

Q14. 最後にPRを

A14.

若さで何事にも挑戦します!仕事は特にです!

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お忙しい中、時間をとって対応して頂き有難うございました。
法人名
社団法人北海道精神障害者家族連合会
施設名
ジョイフル・ハウス
施設形態
就労継続支援B型
住所
札幌市北区北6条西8丁目9-26
電話番号
011-756-0811

記事担当:元気ジョブ 中山