障がい者施設紹介

ライズホーム桜

No. 81

今回は、東区新道沿いのスーパーマックスバリュエクスプレス側に今年の2月に立ち上げたばかりの女性専門B型事業所ライズホーム桜の(管理責任者)計良さんに話を伺ってまいりました。

Q1. 福祉サービスの区分と利用者や状況を教えてい下さい。

A1.

就労継続支援B型。定員20名の利用者、女性15名で20代後半から60代後半と幅広い年齢層と、あと身体障がい者1名とほぼ知的障がいの方と精神障がいの方がメインの事業所です。

Q2. 事業所の特色や今、手掛けている仕事は?

A2.

特色は、女性専門の事業所です。
女性ならではの感覚を発揮していただき、施設内作業として、ちりめん細工でのアクセサリーやキーホルダー等を作成しています。現在、手がけている仕事はちりめん布を利用して「さくらのかめきち」というストラップの作成を進めています。主に授産品・内職作業を行っておりますが、施設外作業では北区麻生にある駄菓子屋「みちしるべ」にてより就労へのアプローチを意識するため販売や在庫管理・店内装飾等を行う事も出来ます。

Q3. 障がい福祉の仕事にたずさわって良かったと思う時は?

A3.

利用者さんの対人関係の仲介等、試行錯誤することはありますが、利用者さんの笑顔が徐々に増えていく事や自ら他者へ話しかけることができるようになっていく日々の成長を見られる事が職員にとっても励みになっており、共に成長でき良かったと感じております。

Q4. 新しくチャレンジしたい仕事はありますか?

A4.

ハンドメイドでの技術がアップする事を目指し、将来的には、成人式や七五三の時期に「ちりめん」布を活かした和テイストに特化した「かんざし」の作成にチャレンジできればと思っているのと「ちりめん」布で作った商品をネット販売できればと考えております。

Q5. 利用者の方に楽しく作業を行って貰う工夫をされていますか?

A5.

細かい作業が多いのですが、事業所のプログラムに沿いつつ、各利用者さんが「できること」から作業に参加して頂き、さらに、その上の「できること」を増やすよう支援をすすめています。

Q6. 最後に事業所のアピールポイントをお願いします。

A6.

女性専門の事業所なので、男性とのコミュニケーションが不得意な方や多数の人が居る場所が苦手な方が個別で作業ができるよう作業台の配置を工夫したり定期的にグループワークや調理実習・講習会等を取り入れ、他者と「話ができる時間」を取ることで心地よい雰囲気の中、作業ができるよう心掛けています。

作業開始
作業開始
ちりめん細工
ちりめん細工
さくらのかめきち
さくらのかめきち
ライズホーム桜さんは、「女性障がい者」に特化したB型事業所で意欲と責任感を持って利用者の方の自主性を大事に、また利用者一人一人の特性を考えている事業所でした。お忙しい中、取材の時間を割いて頂き本当に有難うございました。
法人名
一般社団法人札幌福祉就労支援センター
施設名
ライズホーム桜
施設形態
就労継続支援B型
住所
札幌市東区北33条東17丁目4-22-2F
電話番号
011-776-7819
FAX番号
011-776-7975

記事担当:元気ジョブ 土門