札幌チャレンジド
No. 2
施設紹介コーナー第2弾は『札幌チャレンジド』さんです。取材当日も様々な業務や講習が行われており、大変忙しい中、事務局長の飯村様が対応して下さいました。
Q1. 施設区分・利用者数を教えて下さい
区分は就労継続支援A型で、定員は28名のところ 35名の登録があり各々の体調に合わせて出勤してきます。
Q2. 現在作業所として行っている業務を教えて下さい
事業の始まりは、版権フリーの写真などを検索する場合の検索キーワードの付加でした。そこから現在では、某動画共有サイトでのコメントの監視や、ホームページが検索エンジンにかかりやすくする為の業務等を行っています。
Q3. 現在欲しいと考えている業務は?
ITの世界は日々進化しています。パソコンがただ文章を打つだけのものだったのが、インターネットができるようになり、今では携帯がその役割を担うものになってきていると思います。パソコンとはいえども、必ずその裏側には人がいて何かを作っているからこそ、その中で時代の流れの中にいると感じられる仕事が欲しいと考えています。
Q4. 職員の皆様が心がけていることはありますか?
第一に、頂いた仕事をきっちりこなすことだと思います。仕事を頂くことということは、当然、納期があります。納期を守る為にはしっかりと仕事をしていただかなくてはなりません。そのためには職員はもちろん、利用者に自発的な体調の管理をしてもらうことです。定期的にマッサージを呼んだりもしています。
Q5. 今までの仕事の中で、受注して良かったと思う業務や、失敗したなと思う業務はありますか?
どんな仕事にでも、レベルというものがあると思います。一つの業務でも色々な役割があるので、仕事が振り分けられる。 「失敗した」とか「やらなきゃよかった」ではなく、どう乗り越えていくかという事を考えます。どんな小さなチャンスも逃さないことが必要だと思います。
失敗したというか…苦労するのは納期的にタイトな仕事でしょうか。
Q6. アピールポイントは?
先ほどの話の中でもありましたが、一つの業務でも色々な役割があるので、それぞれの方々に適した仕事があるということではないでしょうか。
Q7. 今後の活動方針を教えてください
頭の中では、細々と色々な案がありますが…何をやりたいかというよりも、今後の10年を担っていく職員がどのような事を考えているのかという事を把握して、世代交代をどのようにするかという事と、ITの向かう方向性をしっかりと捉えていきたいです。
Q8. 各事業所の工賃アップの為には何が必要だと思われますか?
企業ニーズに合った質の高い仕事ができることだと思います。そのために必要な技術等については、講習も必要だと思います。
Q9. 各事業所のスキルアップの為には何が必要だと思われますか?
事業体は終の棲家ではなく、ステップアップの場だと考えています。一つの仕事を続けていくことは大切だと思います。その為には、職場でのストレスの軽減なども重要なことです。お互いの距離感が縮まる事で、不要な干渉が生まれる場合があります。職場の中では一定の距離感を保つ事も必要だと考えています。
Q10. 職場でのストレスの軽減の為にどのような対策を行っていますか?
元々は、業務上の必要なものでしたが、それぞれをパーテーションで仕切る事も対策の1つです。逆に人間関係を築きづらい場合もあるので、必ずしも良いとは言えませんが・・・。また、定期的な個人面談も行っています。
Q11. 元気ジョブが目指している「作業所同士の連携」についてどう思われますか?
切磋琢磨することは必要だとは思いますが、一つの市場を奪い合うのではなく、それぞれの事業所が『オンリーワン』でありながら、横のつながりをもってバリエーション豊かな新たな物を作ることが大事だと思います。
Q12. それでは最後になりますが宣伝等はありますか?
10周年イベントも終わってしまいましたし、大まかな内容というのはこれまでお話しした内容ですね。
宣伝ではありませんが、私たちとコンタクトをとってもらう事で、思いがけない【何か】にであうこともあるかと思います。具体的に何があるのかと聞かれれば、思いがけない事なので私にもわかりませんが…そういった事を提供できる場でありたいと思います。
協力して頂きありがとうございました。
- 法人名
- 特定非営利活動法人 札幌チャレンジド
- 施設名
- 札幌チャレンジド
- 施設形態
- 多機能型
- 住所
- 札幌市北区北7条西6丁目1番地 北苑ビル2階
- 電話番号
- 011-769-0843