障がい者施設紹介

ていね・さくら館

No. 116

札幌市民の憩い場所、稲積公園の近くに有ります、ていね・さくら館の近藤事務長にお話しを伺って参りました。

Q1. 福祉サービスの区分・利用者さん現状を教えてください。

A1.

平成18年4月に社会福祉法人 さくら協働福祉会 ていね・さくら館として開設しました。現状、就労継続支援B型 15名・生活介護 14名が利用しております。多機能型事業所としても活動をしております。利用者数としては、定員に近い状況です。

Q2. 事業所の現状を教えてください。

A2.

ていね・さくら館の店舗販売をしております。新型コロナウイルスの関係で来店客の減少しており、外に出ての販売活動にもブレーキがかかっている状況です。パン・クッキー等の売上が減少しております。

Q3. 仕事に対する心構え、目標について教えてください。

A3.

基本的に、作業で利用者さんがノルマに追われる作業はしない様にしております。楽しい経験ができる場所であることを基本に、活動しやすい環境つくりを心掛けています。個々を見守りながら、(つくる喜び、人とのふれあい、ひとに喜んでもらう)、責任感を持ち役に立つ仕事、ゆとりを持って取組む事を目標にしています。

Q4. 日々職員が心掛けている事は何か教えて下さい。

A4.

それぞれの利用者さんに理解しやすいように提示する事、声かけを積極的に取りコミニケションを取る様にしています。仕事場も落ち着いて作業に集中できる環境作りをしています。自信をもって自分の作業に取組める様に作業手順を考え、支援していく様に職員間で日々勉強会を実施しております。

Q5. 事業所のアピールポイントを教えてください。

A5.

札幌市保健所長・菓子製造業・施設り衛生状況の保持に対する表彰(平成22年9月14日)
札幌市長 菓子製造業・施設り衛生状況の保持に対する表彰(平成26年1月28日)
天然酵母・道産小麦使用のこだわりパン・クッキー・パウンドケーキ・ラスク製造の社会福祉法人さくら協働福祉会 ていね・さくら館と札幌市による「さつぽろ食の安全・安心推進協定」の締結(平成27年3月2日)
店舗の「食の安全・安心・おもてなし店」の登録(平成29年3月14日)

Q6. 事業所が現在おこなっている仕事の内容を教えて下さい・

A6.

・パン菓子製造作業:天然酵母使用のこだわりパン、パウンドケーキ。クッキーの製造
・店舗作業:ていね・さくら館製造のパン等、こだわり食品、有機野菜、無添加商品等の店頭販売
・調理作業:昼食作り、調理パン、弁当作り等
・その他:公園清掃、広報さっぽろ配布、クリーニング用ハンガーの洗浄、消毒作業
利用者さんの体調管理に気を付け、作業内容が負担に成らない様にしています。

Q7. 現状の中で欲しいと思っている仕事の内容を教えてください。

A7.

以前は、さくら館で製造したパン・クッキー等の販売がJR手稲駅・北区役所・北区民センターで出来ましたが、新型コロナウイルス感染防止の為、人が集まるイベント・販売が中止と成っており、販売場所の確保が急務です。

Q8. 今までの仕事でやって良かったことはありますか。

A8.

さつぽろ東急百貨店主催の「パンマルシェ」への参加等、各種販売会への参加により、ていね・さくら館製造のパンの宣伝になった事が利用者さんも喜んでおりました。自分が作ったパンを購入して頂いた方から、美味しく頂きましたと声を掛けられたときには、喜びも倍増しておりました。

Q9. 今までの仕事で困ったことはありましたか。

A9.

パンの製造は朝が早いので人材不足があげられます。時間管理が重要な仕事に成っており、職員・利用者さんとの連携を取り進めております。 

Q10. 元気ジョブに求めることが有れば教えてください。

A10.

これからは、積極的に販売イベントに参加を考えておりますので、販売場所の紹介をお願いしたいです。又、他の福祉事業所と連携し商品販売ができるようになる仕組みをお願いします。

調理作業
調理作業
ハンガー消毒作業
ハンガー消毒作業
手稲駅パン販売
手稲駅パン販売
ていね・さくら館正面
ていね・さくら館正面
店舗風景
店舗風景
パン製造
パン製造
新型コロナウイルス感染が心配の中、ご対応して頂きありがとうございました。これからも、微力ではありますが、応援して行きたいと思います。
法人名
社会福祉法人 さくら協働福祉会
施設名
ていね・さくら館
施設形態
就労継続支援B型 生活介護 多機能型
住所
〒006-0813 札幌市手稲区前田3条7丁目4-24
電話番号
011-686-8011
FAX番号
011-686-8012

記事担当:元気ジョブ 三上 昌亨